診療科目①

一般歯科

 一般歯科とは、小児歯科・矯正歯科・口腔外科といった特殊な歯の治療以外のむし歯治療や歯周病の治療、義歯の作成など、通常患者さんが歯科医院に通院した際に受ける治療のことをいいます。

 その治療の多くが、保険の範囲内で行われる治療が多いことから、保険診療=一般歯科という人もいます。ただし、保険制度の制約がありますので、同じ治療法でも、治療に使用する材料等の違いによって、保険診療ではなくなるケースもあります。

小児歯科

 小児歯科とは、成長発育期にある子供の虫歯の予防や治療を行う診療科です。対象となる子供の年齢に特別な定めはありませんが、基本的には0歳児から15歳児くらいまでを対象としています。

 小児歯科では、単に虫歯の治療を行うだけでなく、歯磨きの指導や定期検査などを継続的に行いお子さまのお口の健康をトータルでケアします。お子様の成長発育にあわせたむし歯予防や歯周病(歯ぐきの炎症)予防、むし歯の治療、そして歯並びやかみ合わせの治療を通して、健全なお口の環境を育成していきます。

歯周病治療

 歯周病は、細菌の感染によって歯ぐきが赤く腫れたり、歯が抜け落ちたりする病気です。口の中には400~700種類くらいの細菌がいるといわれていますが、通常は悪さをしません。しかし、不十分な歯磨きや甘いものの食べ過ぎなどによって歯と歯ぐきの間に細菌の集まりである歯垢(しこう)ができると、細菌が増えて歯ぐきに炎症が起きます。

 歯周病は痛みがないことがほとんどなので、気付かないうちに病気が進行して自分の歯を失う可能性があります。また、最近の研究では、歯周病が歯だけでなく、動脈硬化や心臓病、早産など全身に悪影響を及ぼすことが明らかになっています。歯周病は、子どもから大人まで誰でもかかる可能性のある病気ですが、歯周病になりやすい人の特徴も分かっています。 歯周病になりやすい人の特徴としては、たばこを吸う、歯ぎしりをする、甘いものが好き、義歯が合っていないなどが挙げられます。歯周病は予防できる病気で、正しい歯磨き、歯石の除去、定期的な歯科健診などが予防法として知られています。

 歯周病の治療法には、基本治療と外科治療があります。歯周病の基本治療では、歯周病の原因となる歯垢や歯石の除去、ぐらぐらと動く歯の噛み合わせの調整などが行われます。歯垢の除去は、自宅での正しい歯磨きが重要になります。基本治療で歯と歯ぐきのすき間の深さが改善されれば定期的な歯科健診へ移行します。外科治療では、基本治療で改善しない場合に、手術で歯と歯ぐきのすき間の深さを減少させることや、溶けて失われた骨を再生させることがあります。